チューリップゲーム会

ふうかさんにお誘い頂き、遊んできた。karokuさん、いたるさん、全部で4人。このメンバーで遊んだのは、半年以上ぶりだと思う。ありがたいことですわ。
今日のテーマは「チューリップ」。パチンコじゃないよ(……と言ってしまうのが、昭和生まれの悲しさかもね)。

チューリップバブル/初プレイ/4人/最下位/90分くらい

いろいろな品種のチューリップを市場で購入・売却し、どんどん儲けていくゲーム。最初は5金と3枚のカード(1枚に1つのチューリップ)しかないけど、そこはほら、バブルの時代。どんどん値段も上がっていくはず。ステキな組み合わせには大金を払って買ってくれる上客もいるし、市場での価値も高騰していくから、きっと儲かるよ、うん。もちろん、バブルがはじけたら、手元のチューリップはゴミくずだけどね。
……な展開を予想していたら、かなり裏切られた。なんせチューリップの相場がほとんどまったく上昇しないからだ。どの銘柄も、開始時の相場をほぼ超えず。いつの間にか「デフレで価値が下がっていく物を、好事家に押しつけるゲーム」になってしまっていた。なんだコレ!? 致命的なルールの読解ミスはなかったはず。だとすると。

評価:食べられる食器

■H2Olland/初プレイ/4人/最下位/90分くらい

湖や湿地の多い土地を灌漑して、畑や牧場にする。そこで手に入れた作物/牛を元手にチューリップ畑を増やし、最後は高い価値を持つチューリップ畑をたくさん自分のものにした人が勝ち、というゲーム。作物/牛のリソース変換は『カタンの開拓者たち』を、裏向きの湖/湿地タイルを表にして地図がだんだんできていくところは『エントデッカー』を、それぞれ感じさせた。
勝敗の行方は、最初の一手でついていたように思う。入植できる土地の拡大を目指したkarokuさんに対して、いたるさんと私は限られた土地の縄張り争いに、ふうかさんは将来に備えて手元にリソースを残した。大局観の差で、karokuさんが圧勝。一人だけ40点で、残りの3人は揃って26点という結果になった。
完敗だったけど、ゲーム自体は面白かった。説明のしにくい仕組みが、いいよね。回る/倒れやすい風車など、コンポーネントもバッチリ。こういうのが好きで、ボードゲームを遊び始めたんだよなぁ。

評価:明星のチャルメラ