第四回目セッション(リプレイ・その8)

興味のある方はどうぞ。
だんだん、記憶が薄れつつあります。ペースアップしなくちゃ、ダメかな?

■同じマスに入る必要あり(12日目?・その15)

装置の下から姿を現したのは、ネズミの大群。ラット・スウォームだ。個々のネズミは小さいが、群れをなして襲ってくるので倒しにくい。アドラム、ギャレッドの二人は戦闘エリアから逃げ出し、バラムもじっとしたまま動かない。パーティの5人で、倒す必要がありそうだ。しかし……。


クナルト:間合いが狭い! 真上に乗らないとダメだっ!
ズーブ:それだと、一度に一人しか攻撃できませんよ。
アルハイム:俺の魔法も使うぞ。
ドルム:それだと、巻き添えを食らわないか?
マイエラ:人数がいてもムダなら、先に通路を見ておくわ。


 戦闘に参加するメンバーは、アルハイム、クナルト、ズーブ、ドルムの4人。イニシアチブのダイスを振った結果、行動順はズーブ(24)→ドルム(16)→アルハイム(14)→クナルト(14)→ラット・スウォーム(7)になった。


<第1ターン>
ズーブ:クラブを構え、足下のラット・スウォームのマスを攻撃します。攻撃は命中。ダメージは4です。
DM:チュチュチュチュチューッ! 何匹かのネズミが潰された。
ズーブ:よし。次は……。
DM:ちょっと待った。難易度12で頑健セーブを。失敗すると移動アクションしかできなくなります。
ズーブ:へ?
DM:<わずらわす>という特殊能力があるんですよ。
ズーブ:ダイス判定は成功。
DM:ちぇっ。
ズーブ:5フィートステップで隣のマスへ。ドルム、まかせましたよ!


ドルム:クラブを構えて移動するぞ。ネズミどものいるマスに入って……
DM:こちらの機会攻撃は失敗。
ドルム:攻撃は命中。ダメージは4。
DM:チュチュチューッ! また何匹かつぶれました。頑健セーブをどうぞ。
ドルム:し、失敗っ!?
DM:次のターンは、移動アクションしかできません。
ドルム:むぅ。


アルハイム:前に立つのはきついな。後方に下がって、呪文を唱えられるようにする。


クナルト:このままでは攻撃できないので、行動を遅延。ラット・スウォームが移動そうなら行動する。


DM:ラット・スウォームの移動は……ズーブに向かいました。攻撃は外れ。
クナルト:その位置では、何もできない。このままだ。


<第2ターン>
ズーブ:足下の群れを攻撃して、ダメージは6。5フィートステップで下がります。頑健セーブも成功。
ドルム:むむ、移動しかできないんだよな。5フィートステップで後ろへ。
アルハイム:よし、視線を確保。レイ・オブ・フロストで1ダメージ。
クナルト:ネズミが動くまで、行動遅延。
DM:ラット・スウォームは移動して……
クナルト:その機を逃さず、移動。同じマスに入って攻撃。2ダメージ。頑健セーブは成功。
DM:ズーブへ向かって移動。攻撃は外れ。ダイス目がショボイな。


<第3ターン>
ズーブ:攻撃は……ああ、自動失敗。そのまま5フィートステップで離れて、頑健セーブは成功。セービングスローのダイス目はいいのになぁ。
ドルム:この位置では、何もできん。
アルハイム:今度はアシッド・スプラッシュを。どうだっ!
DM:外れ。
クナルト:5フィートステップで移動して攻撃。クリティカル! ダメージは……5かよぉ。
DM:チュチュ、くらいですかね。だんだん数が減ってます。こちらは相変わらずズーブを狙います。攻撃は外れました。
クナルト:あ、頑健セーブ忘れてた。(コロコロ……)成功ね。


<第4ターン>
ズーブ:しつこいですねぇ。何で私ばかり。攻撃は成功。3ダメージ。どうですか!?
DM:最後のネズミを倒しました。そこら中、ネズミの体液と血液でぬるぬるしてます。
マイエラ:そんな気持ち悪いところにいないで、こっちに来なさいよ!


(続く)