平日自宅ゲーム会

今日もまた。以前から翁さんとお約束していた『First Action Battle:#1 Bulge』を遊ぶ。

First Action Battle:#1 Bulge/初プレイ/2人/途中終了
GMTがリリースしたタイトル。いわゆる『積み木』のユニットを使ったウォーゲーム/シミュレーションだ。ゲームの特徴は、アセットと呼ぶ要素が追加されていること。砲兵/工兵などの支援部隊、各種連隊などの増援部隊をチットとして表現。各ターンの最初にカップから一定枚数を引き、利用する仕組みになっている。何が引けるか、いつ引けるか。どこで使うか、どう使うか。といった決断が悩ましい。
展開
ルールにあまり習熟していなかったこともあり、連合軍を担当。大まかな方針としては、中央部の守りを薄くしてドイツ軍を誘い、中盤から後半にかけて突出部の根本に圧力をかけて締め上げる……というものを考えた。1〜3ターンまでは、ほぼ目論見に近い形で推移。しかし、ドイツ軍の攻勢を6ターンまで止めることができず、ようやくまともな戦線が引けたのは7ターンになってから。時間も兵力も同じように消費してしまっている連合軍としては、この後の反攻が厳しいだろうなぁ……というところで時間切れになった。7ターン終了時点での勝利得点は、ドイツ軍が6点。次ターン以降で強烈な反攻をしかけないと、サドンデスで負けてしまう。ううむ。
終了後の感想
『積み木』のユニットを使ったウォーゲーム/シミュレーションは、相手の戦力がわからないことが面白さの中心になるのだと思っている。今日は、そういった点での面白さはあまり感じられなかった。慣れていないためか、相手のユニットにまで気を配る余裕がなかったためだと思っている。一方で、アセット周りはとても面白く感じられた。チットの引きに合わせて戦術を変えていったり、引き自体をコントロールしたり。この部分は良くできているなーと感じる。今回の対戦ではアセットに関しては公開していたが、これも非公開とすればさらに混沌とした戦場を表現できるかもしれない。
感想その2
面白いと感じたのは事実だけれど、傑作かどうかと問われると返答に困りそう。『積み木』とアセットという2つの仕組みが、うまくかみ合ってないような印象を受けたことも事実だからだ。このあたりは再戦をして、もう少しきちんと考え直してみたい。