自宅ゲーム会

仕事の予定が入らないことを確認した上で、急遽企画したゲーム会。突然の呼びかけに応えて下さったOさん、たまたま仕事が休みだったニョーボと。

ブルームーン(Bluemoon)/12回目/2人/勝利
最近お気に入りの二人ゲームからスタート。OさんはMimix、私はFlitを使う。Mimixの特徴は、同時に二枚出せるキャラクターカードが豊富なこと。また、Draw DeckやDiscard Pileから任意のカードを手札に加えられる特殊効果を持つカードも多い。同時に手札から多くの枚数を出して、6枚以上での勝利を狙う戦法が有効そうだ。一方のFlitは、手札に回収できる能力を持つカードが豊富。これを利用して手札を回転させる(枚数を一度に消費しない)のが基本だろうか。勝負の方は、Flitの勝ち。最後までDraw Deckを使い切らない戦法が奏功して、サドンデス勝利。
ブルームーン(Bluemoon)/13回目/2人/敗戦
今日は5ポイント先取の対戦形式ではなく、1勝負ごとにデッキを入れ替える方式で遊ぶことに。今度は私がMimix、OさんがTerrah。Terrahは、キャラクターカードが持つ数値の平均が高いことが特徴か。ゴリゴリと押されてしまい、Mimixでも対抗できない。終盤までもつれたので、Mimixの持つ弱点(Draw Deckの消費が早い)を突かれて1対2で敗戦。悔しいーっ!
ブルームーン(Bluemoon)/14回目/2人/勝利
最後の対戦は、OさんがKhind、私がVulca。Khindの特徴は、同時に何枚でも出せる「ギャング」アイコンを持つキャラクターカードが多いこと。Mimix同様、6枚以上のカードを使って速攻で勝負を決める戦法が有効と見た。こちらのVulcaは、基本セットに入っているデッキ。特殊効果を持つカードが少ない代わり、各キャラクターカードの数値が高い(特にFire)が特徴。Oさんは手札の引きが悪かったようで、VulcaのFire攻撃に対抗できずに終わってしまったようだ。「ドラゴンの誘惑」も使って、サドンデス。ウヒヒ。
スリードラゴン・アンティ(Three Dragon Ante)/2回目/3人/お試し
ニョーボも交えて、到着したばかりのこれを。先日とは違って、日本語版を使った。英語版との違いは、カードの大きさ。こちらは一般的なポーカー用のプレイングカードに近い作り。厚みの微妙な違いもあって、英語版の方が雰囲気があるという印象を受ける。一方で、特殊効果などの文章が日本語なのでわかりやすい。慣れるまではこちらの方が遊びやすそうだ。
スリードラゴン・アンティ(Three Dragon Ante)/3回目/3人/1位
お試しを終えて、本番に。前回の経験から、このゲームのキモは手札をうまく補充することと、特殊な役を作ることだと考えた。序盤は善(Good)のドラゴンを中心に出して手札をため込み、中盤からは「同一数値を3枚(ポーカーで言うスリー・オブ・ア・カインド)」でさらに手札を充実させ、最後は「同色のドラゴンを3枚(ポーカーで言うフラッシュ)」を出してお二人のチップを吸い取っていく。カードの巡りにも恵まれて、90ポイントを稼いで圧勝。エッヘン。
サッターズ・ミル(Sutter's Mill)/初プレイ/2人/敗戦
Oさんが持参して下さったタイトル。Colomaという街と、その近くにある鉱山が舞台。鉱山で資産となる鉱石を採掘し、街に戻ってうまく活用。街で手に入る特殊能力を駆使して、鉱石採掘を有利にしていく……という拡大再生産型のゲーム。テーマと仕組みは、うまく合っている印象を受けた。ただ、ゲームが進んでいくペースが思ったよりもかなり早く、二人だと20分ほどで終了。効果を発動できる場所の競合が少なかったのが理由かも知れない。3人以上で遊ぶと、いろいろな場所での競合が発生するはずなので、もう少し考えどころがありそうだ。
スリードラゴン・アンティ(Three Dragon Ante)/4回目/3人/2位
今日はこればっかり(苦笑)。先ほどの対戦で圧勝したやり方を見ていたお二人が、似たような作戦を使い始めた。こうなると、カードの引き運が重要になってくる。ここぞという時の引きで勝てる気はしないし、実際にそのような展開に。中盤までは何とかしのいだものの、最後は押し切られて2位に沈む。ニョーボが運の強さを見せて93ポイント稼ぎ、圧勝。私は57ポイントだった。原点は割らなかったけどな。
スリードラゴン・アンティ(Three Dragon Ante)/5回目/3人/2位
ゲームの仕組みはまったく違うけれど、『ニムト(6 nimmt!)』と同じような雰囲気を感じる。3人で遊んでいると駆け引きが重要な『思考ゲーム』で、5人や6人だと『ギャンブル』になりそうな感じ。すべてのカードが特殊効果を持つので慣れるまでは面倒くさいゲームだが、しだいにカード同士の組み合わせを考えたり、中期的な展望を考えることが面白くなってくる。習熟に応じて楽しさが上がっていくゲームという印象を受けた。もちろん、どのカードが引けるかという運の要素も大きいので、考え抜いたからといって勝てるわけではない。そこもまた、運をねじ伏せる作戦/運にさからわない作戦を考える楽しさにつながっていると思った。勝負の方は、今回もやっぱりニョーボの勝ち。88ポイント。原点を少し割る46ポイントで2位に入れたので、まぁ良しとするか。
モンツァ(Monza)/初プレイ/3人/1位
最後は短時間で終わりそうなタイトルを選んでみた。テーマはレース。ボードには複数のマスで分割したコースが描いてある。それぞれのマスには色が塗ってある。自分の手番になったらダイスを6個振り、出た目の色を自由に組み合わせて先のマスへ移動し、ゴールを目指す。最初は「こんなに簡単で、ホントに面白いのか!?」と思ったけれど、実際に始めて見ると考えどころは多くて楽しかった。6つの色をうまく使えば、最大6マス先まで移動できる。「まず紫で、次は黄色で……あ、青が使えないや。やっぱり、最初に青で、次が紫で……」なんて考えて、最長ルートを探していくのが面白い。さらに、「赤が出ないと先に進めない」とか「紫と赤が出ないと追い抜けない」という状況も発生し、ダイス振りに力も入る。思ったよりもずっと考えることが楽しいゲームだった。
モンツァ(Monza)/2回目/3人/3位
2レース目。ルールが簡単でわかりやすいことの長所が感じられる。スポーツをテーマにしたゲームの多くが再現できていない「スピード感」が、このゲームにはある。現実にあることをゲームにするときの切り口はいろいろある。どういう視点で切り取って仕組み化したか、が、ゲームの好みに通じるのだろう。私は、この「スピード感」がとても気に入った。コース取りやギアチェンジ、加減速、ドライバー能力、タイヤ性能……といったものをすべて切り捨てた分、疾走する感じが出ているように思える。ま、レース自体は途中のコース取りがうまくいかずに最下位だったんだけどね。
モンツァ(Monza)/3回目/3人/2位
3レース目。これだけ連戦しても、遊ぶのに15分もかかっていない。私の中では、いいゲームという印象がますます強くなった。もちろん、短期間に何度も遊ぶタイプのゲームではないと思う(飽きるから)。でも、他のゲームを遊ぶ合間にサッと出して軽く一戦するには、いいだろうなぁ。
終了後の感想
当日ドタキャンの可能性があるにも関わらず、お誘いに応じて下さったOさんに感謝。いつもありがとうございます。また遊んで下さい。