Lightning:Polandは面白かった。何で面白いのかというと……

Lightningシリーズの経験者向けに書いておく。


Polandが面白かった理由は二つある。一つ目は、Objectiveカードの構成がドイツとポーランドで異なっていて、それがForceカードと組み合わさったときの“ケミストリー”がすばらしいと感じられたことだ。ドイツ軍が勝利ポイントを得るためのObjetiveカードは枚数が多く、1枚ごとのポイントは小さい。逆に、ポーランド軍が勝利ポイントを得られるObjectiveカードは3枚しかなく、それぞれ3or4ポイントと額面も大きくなっている。ドイツ軍は全戦域でまんべんなく勝っていくことが必要で、ポーランド軍は重要な拠点だけ守ればいい、という感じになっているわけだ。それなのに、ああ、それなのに。Forceカードの構成は、まったく反対。ドイツ軍のForceカードは多く、強く、コストが高い。一方のポーランド軍は弱く、コストが安い。カードの回転を高めて、ゲリラ戦(のような戦い方)をするのに向いているのは、ポーランド軍だったりするわけだ。この齟齬が、私には面白く感じられた。


もう一つは、Actionカードの種類。大きく3種類のカードをお互いに出し合っていくときの「読み合い」は、North Africaの戦闘に通じるものを感じた。わかりやすく短いルールでうまく読み合いを表現しているところは、好きだなぁ。


というわけで、自分でも手に入れることは決定。しばらくパワープレイしてみたい。