平日ゲーム会

田村さん、いたるさんと。

■パラディシオ(Paradisio)/6回目/2人/敗戦/20分■

まずは田村さんとコレを。気に入って頂けたようで何より。
最近のイチオシなので、まだまだいろんなところで遊ぶつもり。


★評価:ウェンディーズのチリビーン


■Roads & Boats/4回目/3人/2位/204分■

今日は拡張の『& Cetera』も入れて。マップは「Cities Ahoy!」。


『& Cetera』は、選択ルールの塊。元のゲームに新しい要素を追加するルールとコンポーネントがたっぷり入っている。ルールの前文には「全部入りは止めようね」って書いてあって、シナリオで指定され得た要素+プレイヤーが合意したものを入れて遊ぶようになっている。今回は「Cities Ahoy!」のマップを選び、「都市」「電力」「MBA(!?)」の3種類を入れて遊ぶ。
「都市」は、専用タイルが用意してある新しい地形。草原として扱い、1ヘクスに2つの建物を作れる。ただし、ヘクスの辺はすべて河川扱いで出入りを自由にするには時間がかかる。
「電力」は「発電所」と「電線」という二つの要素を追加するルール。電線によって発電所と接続してある場所からは、一次生産物が2倍産出できる。
MBA」は「大学」「専門家」を追加するルール。大学で生まれた専門家は、二次生産物の産出量を倍にできる。



初期状態。


マップ上には6ヶ所の都市があって、その他の地形を含めて対称に近い作りになっている。最初は都市の近くから発展を始め、水運が活用できるようになったら中心部を目指す、というのがよくある展開かもしれない。中心部に陸路で接続されている鉱山付近での攻防(奪い合い)が、激しくなりそうだ。
……なんて思ってたら、やっぱり始まったよ。



いたるさんとの“大戦争”。


スタート地点から左の方向にある鉱山で田村さんとの争奪戦に敗れちまったいたるさんは、右側の高山地帯を狙ってくる。ここが確保できないと勝利点を稼ぐ手段が絶たれてしまうので必死だ。私としても、何とかここを抑えて中央部に進出したい。陸運のみで輸送路を構築しているので、ここを取れないと「イカダを作れるようにする」「右側の高山地帯を狙う」のいずれかの選択肢を採らざるを得なくなり、ターンを無駄遣いするからだ。
お互いの思惑が交錯して、数ターンに渡る攻防戦を行うことになった。壁を作ってはバタリングラムで壊し、また壁を……という戦いが続く。
結局、いたるさんが中心部に近い鉱山と都市を確保し、私は周縁部の鉱山を確保。板材と石材、そして手番を無駄に消耗した私が一歩後退することになった。


こうなると、戦いに巻き込まれなかった田村さんの独壇場。いち早く蒸気船を作り、専門家を生み出し、必勝の態勢。「こりゃー、また田村の勝ちかよー(プハーッとタバコの煙を吐く)」。



終局。


終盤は「このままゲームが続けば加点できる」田村さんと、「今の状態のままで終わらせたい」いたるさんと私でブロックを巡る駆け引きが繰り返される。結果的に25ターンで終了。得点計算をしてみると、いたるさんの勝ち。ア、アレ!? 実はいたるさん、序盤から地道に捧げ物をしていたので、ブロックで多くの得点を得ていた。マップ上の勝利得点(金塊、コインの数)では同点だった田村さんを引き離し、20ポイント差を付けて圧勝。うむー。


『Roads & Boats』、いいですわー。マップの選び方によって地味な開拓系ゲームにもガチガチのぶつかり合いにもなるところがステキ。いつも遊ぶ、というわけにはいかないだろうけど、合宿なんかの機会ではマストアイテムだと思うです、ええ。


★評価:生ダコの刺身


■ゼロ(Zero)/3〜4回目/3人/ともに最下位/19分、18分■

時間が少しあったので、最後の締めで。やっぱり、日能研に行ってたヤツには勝てねぇよなぁ。



評価:★ラムネ菓子