イベントカードの凶悪さを思い知った対戦だった

ゲーム会。

■7 Ages/8回目/3人/途中終了■

『7 Ages』の対戦。本日も「ルール習熟のための練習会」扱いで、3人・各自3カ国持ち・時間制限あり、というレギュレーションで。


最初の手札が東南アジアに寄っていた(ベトナム、シャム、など)ので、開始前のビットは「0」のカードを出して降りる。スタートプレイヤーが帝国の建国を出そうとしたところで、イベントカードが発動。なかったことに。その結果、1ターン目にはフランク王国が登場した。うまくバッティングしないで済んだので、こちらはベトナムを建国。先日のOさんパターンで、東南アジア/アジア/お金アイコンを活かそうかという感じ。


2ターン目にはスーダンインカ帝国が建国された。こちらのベトナムはManeuverアクションをして版図を拡大。手元に「ヒンドゥー教」があったので、早めの適用を目指すためにガレー船をインド沿岸まで進出させた。さらに次のターンにはCivilizeアクションを選んで「Silver Mine」を使用。4ターン目にProductionアクションを選んで資産を増やし、ベトナムは安定した。


この間、中国にはT'angが、ヨーロッパにはフランスが、それぞれ登場。フランスの独走を止めたかったので、3ターン目にセルジューク朝を建国して牽制する。ところが、4ターン目にスーダンを担当するプレイヤーが暗殺教団を建国。フランス進出の壁になってしまいそうだったので、Maneuverアクションで侵攻。St/Taリーダーの能力と戦闘時に使えるカードの効果で一気に撃破した。


第5ターン、そのセルジューク朝がイベントで没落。フランスプレイヤーの独走が始まってしまった。手元にあるカードは「New Dynasty」と「Uprising」。双方のコンボが決まればフランスを奪い取れる。ただし、前提条件になる「Uprising」を打ち消されるとアウト。うーん。
ここでスーダン/T'angプレイヤーが、イベントを発動。ベトナムが選んでいたProductionをDestinyアクションに替えられてしまう。んが、ここで引いたのが「Urban Riot」。これでフランスを奪う前提条件が整った(エヘ)。


次ターン、待ちに待ったイベントを発動。「Uprising」が打ち消されなかったので、フランス支配下の3エリアにDisorderマーカーを配置。続いて「New Dynasty」でフランスを奪い取る。最後に「Just Rule」を適用して、フランス国内にあったすべてのDisorderマーカーを除去した(註:後から考えると、この時点でのルール適用に誤りがあった。フランス自体がCivilizeをしていたわけではないので、「Just Rule」の適用は不可のはず。Disorderマーカーは、そのまま残っていたことになる)。


あとは終了まで順調に加点。ベトナムで6GP、フランスで5GP(植民地がなかったので)。さらにArリーダーの効果で2GP。ここに後から建国したポリネシアの得点(1〜2GP)を加算して独走態勢に。99GP獲得したターンの終了時で時間切れ、終了。このゲームで、初めて勝勢で終わることができた。


手元に残ったカードは、ロシア、ウクライナ、森インディアン、など。フランスが荒廃しても、まだ戦える感じだった。それにしても、イベントカードの強力(凶悪)さは凄まじい。

■モウ(MOW)/4回目/3人/2位■

最近、かなり気に入っているタイトル。今回も無理を言って遊ばせてもらった。序盤は順調だったけれど、中盤の大量失点が響いて2位。うむむ。


■感想など■

今回もおつきあい頂いた皆さんに感謝。『7 Ages』、ようやく何とかゲームになる動きができるようになってきた感じがする。ただ、やっぱり5人くらいで遊ぶのに適したタイトルだという感じを強く持った対戦だった。マップ上の勢力同士が牽制し合う……かどうかはともかく、3人だとカードの回転率が低い。戦闘などで「帝国として/イベントとして使いたかったカード」が捨て札になってしまうと、リシャッフル回数が少ない3人ゲームでは追いかける立場のプレイヤーが逆転することは難しそう。というわけで、今度は5人で遊ぶ機会を何とか持ちたい。