Wizardry外伝 五つの試練 森の精の呪い(その1)

最初に言い訳

 仕事で必要になって、何年かぶりにPCを新調した。最新版のExcelを使ったデータを扱うことになったからだ。Officeは当然として、次に何をインストールするか? そりゃ当然、ゲームでしょ。

 まず最初にVASSALを入れて、次はSteam。遊べるタイトルはないかな~と探していたら、見つけちゃったよ、『Wizardry外伝 五つの試練』。ちょうど『MIZ』も一段落したところだったので、さっそくインストールして遊び始めた。

本編

・選択の理由

 『Wizardry 五つの試練』(以下、五つの試練と略)は、単一のシナリオだけが遊べるゲームではない。複数のシナリオから好きなものを選んで遊べるようになっている。本体に同梱されている公式シナリオは五つ、さらにネット上には多くのユーザーシナリオが存在する。あちこちのサイトで情報を集めてみると、評判の良いシナリオがいくつか見つかった。『不死者の秘宝』『適当RPG』『永遠の守護者』『聖者の経典』『階級別格闘大会』『Infinite Labyrith』などなど、かなりの期間やり込めそうだ。

 そうやって探していく中で見つけたシナリオが『森の精の呪い』。公開情報を見る限り短編シナリオに分類されるもののようで、自分でキャラクターを作るところから始める玄人モードでも8時間程度でエンディングを迎えられるとされている。本家『Wizardry』は久しぶりなので、まずはここから始めようか。

 

・キャラメイク

 『森の精の呪い』は、ちょっと特殊なシナリオだ。訓練場でプレイヤーが作成できるキャラは戦士と盗賊のみ。魔法職は一切作れない。魔法を使うロードも侍もNGだ(もしかすると忍者は作れるかもしれないが、ボーナスポイントで粘る気合はなかったので試していない)。戦士と盗賊だけでパーティを組み、進めていくのが玄人モードだ。

 一方、デフォルトで登録されているキャラクターには侍もビショップも僧侶も魔法使いもいる。こちらを使うこともでき、その場合は難易度が下がる素人モードになるという。

 こういうノリは嫌いではない。さっそく玄人モードで戦士×3、盗賊×3のパーティを作って迷宮に挑んでみた。ボーナスポイントも一発勝負。さて、どうなりますか。

 

・カエルの歌が聞こえてくるよ(超序盤)

 地下一階の南西隅にある3×3の小部屋からスタート。城への階段が(00,00)じゃないのね。盗賊の初期所有アイテム「俯瞰の巻物」でスタート位置を確認してから、探索を始める。

 あ、今回は敢えてマップを手描きしてみることにした。コズミック・キューブ突破で大活躍した7mm方眼罫のノートは手に入らなかったので8mmで代用。16×16までのマップしか描けないけど、まあよいか。。。

 閑話休題

 階段から一歩進むと、親し気なカエルが現れる。なんだこいつは? メッセージが表示されるが、意味がわからない。何らかのイベントだと思うのだが…。

 

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階段から北に一歩進むと出逢うカエル

 部屋の四隅には扉があって、それぞれ別の通路へと続いている。どうやら東西・南北が接続されているマップのようだ。四つの中には、前にカエルが待ち受けている扉がある。ん? もしかして道案内か?

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“正解”の扉の前にいるのかね? 後でミスリードされないように注意しよう

 もしかすると、最初は“正解”の扉の前にいてプレイヤーに信用させておき、後半でミスリードする作りなのかもしれない。まあ序盤なら大丈夫だろう、と思い、素直にカエルのいる扉だけを開けて進んでいく。

 そうやって、まず見つけたのが回復の泉だ。ヒットポイントを回復する効果があって、僧侶系魔法を使えるキャラクターがいないパーティには有用。地上に戻ってMP回復する必要がないこのパーティだと、プロテクションやネームモンスターズなどの呪文は巻物で補うしかない。迷宮から出る必要がなくなれば、一度使ったらなくなる巻物(と、それを買うお金)を節約できる。継戦能力は非常に高まるだろう。無駄な宿泊代も使わなくて済むから、金策にも役立つ。

 

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あるとは思ってたけどね

 次に見つけたのは、おなじみの経験値稼ぎポイント。いろいろな作品でお目にかかるアイツが出迎えてくれる。

 

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マーフィの法則……違うね

 しばらくはここを拠点にレベルアップと金稼ぎをして、それから残りの区画を探索していこうと思う。

 そんなわけで、今日はここまで。