まだこれから(Stalin's War)

 旅団長と、今日もまたAxis側を担当。これまでの対戦でパウルス・ラインを越えられたのは一度しかない。その苦手意識、今日は克服できるのだろうか?

・Stalin's War/12回目/2人/途中終了(11ターン途中まで)/約360分

 最初の手札がすごかった。「Steppe Fox」「Taifun」「Winter Uniform」「Hitler Takes Command」「PQ-17 Convoy」「Luftwaffe Support」。ゲームを進めるのに有効なイベントがほとんどだ。後半に引いてくるカードが戦闘カードばかりになりそうなのは気になるところではあるけれど、この引き運を活かさない手はない。行けるところまで行ってみることにした。

 1~2ターン目までは、順調に侵攻。パウルス・ラインも難なく越え、3ターン目にはMoscow前面の森林地帯に装甲軍団が進出できた。「Winter Uniform」のおかげで鬼門の4ターン目も順調に乗り切り、1942年へ。

 春の泥濘を何とか乗り切って、5ターン目からは南部を中心に攻勢を持続。北方軍集団、中央軍集団は戦線の現状維持に努め、リソースを南部に集中する。目標にしていたのはRostov~Volonezh~Tulaのラインを突破し、そこから北方もしくは南方に旋回することだった。「Blau」が引けず、「Taifun」も序盤でOPS使用したから、直接的にStalingladやMoscowを攻撃はできない。でも、どちらにいくかわからない状況を作り出すことで、USSRに戦力集中をさせないことが狙いだった。

 しかし、狙いは頓挫する。Shock Armyを中心にした打撃軍によるUSSRの反撃が中央部で始まったからだ。これにより北方~中央のAxis側の補給線が脆弱になり、進行は完全にストップした。結局、最大進出ラインはTalinin~Pskov~Smolensk~Orel~Krusk~Kharkov~Stalino~Taganlogまで。Sevastpolも陥落させることはできず、南方に瑕が残った。

 9~10ターンは、バタバタとした展開。補給線を切られたり、部隊がダメージを受けたりするたびに、OPSラウンドを実施して穴を埋める。合間を縫って(Cons.OPSのペナルティをリセットするため)イベントを実施してVPを追加するものの、いったん始まったUSSRの進軍は止められない。

 時間の都合もあり、11ターンの第1アクションラウンドを終えたところで本日は終了とした。この時点でのVPは9ポイント。AxisにVPを加算するカードは残っておらず、USSRにはVPを減じるカードが残っている。マップ上のVP都市はAxisが10(初期の7に加えてKiev、Minsk、Odessa)押さえているが、Berlinを攻略しなくても0以下になるためUSSRの勝利は動かないだろう。

今回の最終局面。反撃のチャンスはなさそうだ

 今回の対戦で、しばらく続いた『Stalin's War』はいったん終了。次回からは『Fire in the Sky(Phalanx)』の予定だ。